地域の小・中学校の今 その14 杉並区立 堀之内小学校
堀之内小学校は、昭和7年4月1日に東京府豊多摩郡堀之内尋常小学校として、大宮尋常高等小学校から独立開校しました。独立と共に作られた校章は、大宮八幡宮の鉾(ほこ)をかたどった太陽の中に「堀之」の文字を「内」が囲んでいるデザインで、杉並区誕生と同じく86年の歴史を刻んできました。現在は17学級、453名の児童が堀ノ内、松ノ木、梅里の3地域から元気に通学しています。開校記念日(5月9日)の前日に開かれた全校朝会では、今年で就任9年目を迎えた渡部公威校長先生が堀之内小学校の生い立ちやこれまでの歴史を丁寧に話され、児童たちは静かに耳を傾けていました。
堀之内小の教育目標は「考える子ども」「やりぬく子ども」「助け合う子ども」で、豊かな心と心身ともに健やかに生きる力を持ち、生涯にわたって学ぶことができる児童の育成を目指しています。また、児童が安全で充実した学校生活を送れるように、整った学習環境を維持するための「堀小スタンダード」というきまりを定め、家庭生活と連携してきめ細かな教育指導体制を整えています。そのためには学級担任のみならず学年の先生方が一人一人の児童に対して積極的に関りを持ち、接触を図りながらフォローしあっています。
また、学年を越えた縦割りの班編成をつくり、上級生が下級生を優しく指導する姿もうかがうことができました。6年生は下級生からの憧れの先輩となれるよう、そして、その下級生は先輩たちの背中を見て上級生になって行く。学年を越えた優しさが溢れていました。
堀之内小のキャッチフレーズは「人と自然とよくふれあえる学校」です。杉並区で初めての屋上緑化(天空の野原)をはじめ、校庭の芝生化(ほりしばランド)、歴史ある藤棚、シンボルツリーのくすの木や花壇(バタフライガーデン)の充実など、児童が自然と接することが出来るように配慮されています。また、渡部校長が自ら撮影された、美しい野鳥の写真が廊下の掲示(平成29年5月1日発行の第281号に掲載)板に沢山展示されていました。
今回訪れた堀之内小は、地域運営学校として8年目を迎えており、地域の皆様方との協働や、運営協議会と連携して学校支援本部やPTA、関係機関への情報発信に努め、より開かれた学校としての機能を更に推進して行こうとしています。こうした堀之内小の地道な取り組みは、地域活性の一助を担うにふさわしい拠点となっていくことでしょう。
(平成29年7月1日発行の第282号に掲載)
堀之内小の教育目標は「考える子ども」「やりぬく子ども」「助け合う子ども」で、豊かな心と心身ともに健やかに生きる力を持ち、生涯にわたって学ぶことができる児童の育成を目指しています。また、児童が安全で充実した学校生活を送れるように、整った学習環境を維持するための「堀小スタンダード」というきまりを定め、家庭生活と連携してきめ細かな教育指導体制を整えています。そのためには学級担任のみならず学年の先生方が一人一人の児童に対して積極的に関りを持ち、接触を図りながらフォローしあっています。
また、学年を越えた縦割りの班編成をつくり、上級生が下級生を優しく指導する姿もうかがうことができました。6年生は下級生からの憧れの先輩となれるよう、そして、その下級生は先輩たちの背中を見て上級生になって行く。学年を越えた優しさが溢れていました。
堀之内小のキャッチフレーズは「人と自然とよくふれあえる学校」です。杉並区で初めての屋上緑化(天空の野原)をはじめ、校庭の芝生化(ほりしばランド)、歴史ある藤棚、シンボルツリーのくすの木や花壇(バタフライガーデン)の充実など、児童が自然と接することが出来るように配慮されています。また、渡部校長が自ら撮影された、美しい野鳥の写真が廊下の掲示(平成29年5月1日発行の第281号に掲載)板に沢山展示されていました。
今回訪れた堀之内小は、地域運営学校として8年目を迎えており、地域の皆様方との協働や、運営協議会と連携して学校支援本部やPTA、関係機関への情報発信に努め、より開かれた学校としての機能を更に推進して行こうとしています。こうした堀之内小の地道な取り組みは、地域活性の一助を担うにふさわしい拠点となっていくことでしょう。
(平成29年7月1日発行の第282号に掲載)